団塊の世代はオピニオンリーダーたるべし

来年あたりからいわゆる団塊の世代のリタイヤーが始まる。
爺は彼等とは紙一重の差で先を行っているが、この世代が会社人間を卒業することで日本社会は変わっていくだろうか。

爺の体験からすると会社を辞めて一番変わったことは新聞を読む時間が格段に長くなったこと。会社勤めの時分は仕事に必要と思われるニュースと三面記事をさっさと見る程度だったが、リタイヤー後は時間がたっぷりあることも手伝って毎朝最低でも一時間は新聞を読む。それで何か変わったかと言えば政治に関する知識が増えたことだ。今までほとんど関心を待たなかった問題にも目が向くようになったし、世の中に理不尽なことが横行していてそれに腹が立つ回数が著しく増えた。

彼等団塊の世代は学園紛争世代であり、それに敗れて会社人間として働いてきた。また日本の高度成長を担ってきた世代でもある。学園紛争に敗れ会社勤めをしながら彼等は何を考えて生きてきたのだろうか。あのやり場のない怒りを高度成長と共に捨て去ったのだろうか。

折しも今後の政局ではいろいろな問題が提起される。憲法改正、消費税アップ、老齢化への対応、財政の建て直しなどなど。
若き日の学園紛争が必ずしも多くの人の共感を得たものではなかったと思う。しかし、そこで鉾を収めた結果その後の日本がいい方向に進んだのだろうか。それは疑問だ。確かに人々の物理的な生活は豊になった。しかしそれと引き替えのように精神的な荒廃は目を覆いたくなるものがある。

手に入れた自由な時間の中で大いに考えそしてこれからの日本を引っ張るオピニオンリーダーの世代になって欲しいものだと思う。物言う世代になって欲しいと思う。そうして初めて学園紛争の敗者復活が成し遂げられるのではないか。

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